2級・第92回
3月3日は桃の節句、ひなまつです。女の子がいる家では、ひな人形を飾り、ひしもちや白酒、季節の花などを供えてお祝いします。もともと春先に農作業を始めるにあたり、物いみやみそぎという、けがれをはらう決まり事を行いますが、けがれを人形に封じ、川などに流します。つまり、ひな人形は子どもの身代わりとなって、病気や事故から守り、子供の健やかで幸せな成長を願うものなのです。そして、ひなに備えるにしもちの三色は、赤は桃、白は雪、緑は草をそれぞれ意味しており、春という季節感を表しています。モモや桜の花には魔よけをしてくれる力があり、たちばなの花には不老長寿の力があるといわれています。ひなまつりに食べるチラシ寿司ですが、具のエビは長生き、レンコンは見通しがきく、豆は健康でまめに働けるという意味があります。ハマグリなどの二枚具は、ペアになっているため良縁のとされています。飲みものの白酒やあま酒は、酒かすやこうじから作られているので、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。新陳代謝が進むため、健康や美容効果があり、女子系のまつり「ひなまつり」に適した飲み物かもしれません。
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