2級・第95回
学生時代と異なり、ビジネスではたとえ親しい関係であっても、丁寧な言葉遣いや敬語で会話するのが社会人の基本です。勤務時間において、返事は「うん」や「えー」などの言い方は正しくありません。常に「はい」と答えるのがマナーであり、同時に、上司や先輩に対しては、ため口は慎まなければなりません。また、ビジネスシーンの敬語マナーにおいて、混同しやすいものに「おつかれさま」と「ごくろうさま」があります。これらの二つの言葉は、日常よく使われ、自然に使えるように慣れておくことが大切です。おつかれさまは、目上の人にも目下の人にも使います。出張から帰社した上司には「お つかれさまでした」と声をかけるのがマナーであり、業務で社内の人に電子メールを送るときにも「おつかれさまです」と書き始めます。一方で、ごくろうさまは、目上の人には使いません。上司が部下に労をねぎらって「ご くろうさま」と伝えたり、宅配などの業者に「ごくろうさまでした」と言ったりします。上司やお客様に向かって「ごくろうさま」と言うと、上から目線と思われ、マナー違反になります。この言葉の使い分けは社会人の基礎であり、必ず覚えておきましょう。
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