3級・第98回

リンゴの歴史は古く、人が食べた最古のくだもので、約４０００年前から食べられてきました。「リンゴが赤くなると医者が青くなる」ということわざがありますが、リンゴを食べると健康に良いという生活の知恵からこの言葉が生まれました。リンゴはビタミンが豊富で、特に皮には栄養が多いので、皮をむかずに食べるのが好ましいとされています。食物せんいや乳酸菌のはたらきによって、腸内の環境を整え、発がん物質をおさえます。また、カリウムは高血圧の改善にも効果があり、真っ赤な皮は生活習慣病や老化を防ぎます。「１日１個のリンゴ」、医者知らず」ともいわれます。毎日リンゴを食べることにより、健康な体作りを心がけましょう。