2級・第91回

ビジネスではお客様と新睦を図るために、会食やパーティを行う場合があります。食事をしながら楽しい会話をすることで、相手との円滑なコミュニケーションを図ります。　服装は、ＴＰＯという、時間や場所、機械の３要素をわきまえます。会食の趣旨や開催の場所や時間によって異なりますが、いずれにしても周囲との調和が求められる。席次は、主に入り口から遠い席が上座ですが、眺望の良い席が上座になる場合もあります。会食中は明るい話題を中心に天候やニュース、スポーツや趣味などにふれて歓談します。政治や宗教などの話は避けなければなりません。仕事の話でも、細部に立ち入ることなく、和やかな雰囲気を保つことがマナーです。食事のタイミングもお客様に合わせ、早すぎても遅すぎてもよくありません。西洋料理のテーブルマナーでは、ナイフやフォークの使用は、出されるメニューに合わせ、基本的に外側から順番に手に取ります。食事の途中では、お皿の左右の端に八の字になるように置き、食事が終わったら右端に斜めにそろえます。会食のお開きの後は、お客様を丁重にお見送りし、さりげなく手土産や車を手配するなどの気配りもポイントです。